インセプションの考察で『視点』に気づく

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こんにちは、shimozoです。

前回のブログ記事のタイトルが、『さがしものはなんですか?』だったからではないですが、夢の中へ行ってみる系の映画を観てきました。

INCEPTION(インセプション)』です。

キャスティングがあまりに豪華すぎて、最初はあまり観に行くことに乗り気ではなかったのですが、ストーリーが面白く、引き込まれてしまいました。

映画はとても意味深な終わり方をするので、その結末に答えを見つける作業でしばらく頭が休まりません。。

考察の中で、自分はこの映画を見ている間は『一体誰になって観ているのか?』について深く考えました。

カメラが写しだしている光景は誰のものか(視点の主)?

客観的に俯瞰してみているが故に、各登場人物の立場に立った見え方や動機を見落としてしまいがちになります。

この部分は、ホームページ制作においても非常によく似たところがあるように思いました。

ホームページ制作や、サイトリニューアルの案件にあたっては、いろんなヒトのいろんな思惑と視点を巻き込んでいくわけですが、それぞれの思い入れや習慣を一つでも見落として進めてしまうと『夢見がちなサイト(limbo)』に陥ってしまいます。

・クライアントの視点(プロジェクトのオーナーは社長である場合が多い)
・クライアントと弊社の間に立っていただく調整役の視点(おクライアント側の現場担当者)
・エンドユーザーの視点(クライアントにとってのお客様)
・メディアの視点(サービスの広告を仲介するメディア)
・制作者の視点(オハナスマイル)

ディレクターとして全体を俯瞰して、うまくプロジェクトを纏めてきたつもりでも、個々に不満を抱えている人がいないとは限りません。

相手の立場になって考える。

これは常に意識していながらも、『相手の視点に立って見た場合のゴールがどのあたりにあるのか?』という、至極具体的な内容についても勝手ロールプレイングすることの大切さを意識する良いきっかけになりました。

ところで、

タイトルの『インセプションの考察』ですが、こちらについては非常によくまとめられた海外のサイトをご紹介しておきたいと思います。

まだ映画を観に行かれていない人にとっては、衝撃のネタバレになるため、『どうしても頭の中のモヤッとを解きたい!』人だけ参考にしてください。

An Illustrated Guide To The 5 Levels Of Inception(英語)
Inception Explained: Unraveling The Dream Within The Dream(英語)